税務調査の流れを知ってみよう!

Archive for the '税務調査の流れ・心構え' Category

12月142009

税務調査の基本的な流れとして、税務調査官が最初に調査するのが「売上計上の時期のズレ」と「交際費」です。まずはこれらを徹底的に調査する流れとなります。
当期に計上すべき売上を来期にしていないかどうか、関連性の低い交際費を計上していないか、社長の個人的な経費を計上していないかということが徹底的に調査され、何か「落ち度」を見つけるというのが税務調査の流れとなります。
何事もそうですが、勝負事は「弱み」を見せてしまうとそこを徹底的に突かれてしまいます。税務調査の流れについても同様で、相手方(税務調査官)に売上計上時期のズレや関連性の低い交際費計上などの「弱み」を握られてしまうと、何かと押し込まれてしまう流れとなってしまいます。
税務調査の流としては、売上計上のチェック、交際費のチェックに続いて、人件費、仕入費などを徹底的に調査されます。架空人件費や架空仕入がないかを調査され、在庫計上との突き合わせなど、徹底的な調査の流れとなります。
税務調査官も「税務調査」が仕事なので、何か成果を持って帰らないと仕事にならないわけです。その際に、売上計上の時期ズレや関連性の低い交際費や社長の個人的出費を経費にしていた場合、その弱みにつけ込まれてこちらかあ強く主張出来ない流れになってしまうわけです。
税務調査としっかりと戦うためにも日頃から、細かな税務処理にも気を付けておきたい流れですね。税務調査官に「ここはしっかりとした税務処理をしているな」という印象を与えるためにも、売上計上の時期の徹底と交際費の管理はしっかりとしておきたいものです。

8月202009

今回は実際の税務調査が行われる場合の当日までの流れについてご紹介しましょう。
税務調査当日までの流れを大まかに把握しておくことで、税務調査の流れに飲み込まれずにしっかりと対応する術を身につけておきましょう。
まず税務調査の一連の流れとして、税務調査の1~2週間前には、会社の社長宛に税務調査が入る旨を連絡してきます。税務調査実施の日程は双方の都合を調整してからの流れになりますのでご安心ください。
さて、税務調査当日は大抵の調査官は午前10時前に2人一組で来る流れになります。年配の上司と若手の部下がワンセットという感じになります。迎える方は緊張すると思いますが、税務調査官もやはり初めての会社の場合緊張しますので、お互い様の流れです。
そして税務調査の流れが流れ始めるのですが、最初は雑談から始まる流れになります。税務調査官は出来るだけ和やかな雰囲気を作り出そうとコミュニケーションを図ってくる流れになります。これは商談と同じ流れで、いきなり本題からは入らないのが普通の流れです。
税務調査初日の午前中は会社の概況を調査して、会社の組織図、役員や株主名簿等を開示依頼されたりといった流れ。他にも世間話をしながら、社長の家族構成や出身地、趣味等を聞いたりといった流れになるようです。
税務調査官は雑談の中から調査のポイントを探っていますので、いらないことまで話して墓穴を掘らないように注意しましょう。そして、午後になって初めて帳簿等を見る流れになります。
税務調査の二日目の流れは、さらに書類が正しく記帳・処理されているか否かを調査していくことになります。二日間で調査しきれなかった項目については、引き続き三日目にも調査を行っていく流れになります。

4月152009

税務調査を受ける場合の流れと各勘定科目のチェックポイントについて詳しく見ていくシリーズの最終回です。勘定科目の具体的な注意点を知ることで、税務調査の流れを理解していきましょう。今回は「役員との取引」、「親子会社間取引」、「消費税」の勘定科目について確認していきましょう。
<勘定科目ごとのチェックポイント>
税務調査は、取引内容を確認したうえで、申告内容の妥当性を調査するのが目的です。各勘定科目ごとに、税務調査時に問題となりやすい点を掲げて、日常業務のうえで適正に処理をしておくポイントを確認していきましょう。今回の確認内容は日常的に行われる取引ではないので、つい忘れがちになってしまう項目です。しっかりと流れを確認しておきましょう。
「役員との取引」・・・役員報酬、役員との売買取引、役員に関する経費
役員に対する賞与(ボーナス)は法人税法上損金算入できませんので、役員報酬、役員との売買取引、役員に関する経費が「役員賞与」と認定されないように取引時から注意しておく必要があります。
「親子会社間取引」・・・出向、転籍者の給料、賞与、退職金などの子会社負担金、不動産取引、営業取引
親会社と子会社などとの取引は、第三者からみても客観的な取引と認められるように根拠資料を作成しておきましょう。
「消費税」・・・課税取引、非課税取引、不課税取引
課税売上高・非課税売上高は正しく集計されているか、非課税仕入れを仕入税額控除の対象にしていないかなど全体的に流れを見直しておくことが必要です。

3月132009

税務調査を受ける場合の流れと各勘定科目のチェックポイントについて詳しく見ていくシリーズの3回目です。勘定科目の具体的な注意点を知ることで、税務調査の流れを理解していきましょう。今回は「売上と仕入」、「交際費」、「その他の経費」の勘定科目について確認していきます。
<勘定科目ごとのチェックポイント>
税務調査は、取引内容を確認したうえで、申告内容の妥当性を調査するのが目的です。各勘定科目ごとに、税務調査時に問題となりやすい点を掲げて、日常業務のうえで適正に処理をしておくポイントを確認していきましょう。
<勘定科目>
「売上」・「仕入」・・・引渡日、業績の推移
一般的に商品などの棚卸資産を販売した場合の「売上」の計上は、その商品などを相手方に引き渡した日が属する事業年度となります。したがって「引渡日」が客観的に説明できるように、納品書などの書類や引き渡し日の確認できる書類を整理しておくことが大切です。また自社の過去数年の業績の推移を把握・確認しておくことも、スムーズな税務調査の流れを促すことに繋がるでしょう。
「交際費」・・・隣接費用との区分、支出先等の明示
税務上「交際費」となるのか、「隣接費用」となるのか判断した資料を整理・保存しておくことが税務調査の流れをスムーズにするポイントになります。また、支出先等を明確に帳簿書類に記載しておくことも税務調査の流れには重要になります。
「その他の経費」・・・業績の推移、特別項目、異常項目
前年度あるいは直近2~3年の数値に比較して、大きく増加又は減少している経費科目等については税務当局も注目します。大きく変動した理由を把握・確認しておくことも税務調査の流れにとって重要です。
次回はこれまで紹介した以外の勘定科目についてポイントをご紹介していきます。

6月082008

流れとしてまず一日目の最初にまずに注意するべきことは、必ず身分証明書を提示を求めましょう「○○税務署、法人課 ○○○○ です。」と、きちんと来ている税務官が二人ならば二人共に身分を明らかにしてもいらいましょう。そして、官職名、名前、生年月日をメモしてください。
身分証明書を万が一先方が忘れてきたという時には、忘れてきた人には帰ってもらうことも出来るのです。まず、身分証明書を忘れてくるなんてことは、まず普通は無い事でしょうけれど。
国税庁や国税局又は税務署の当該職員は、第234条(当該職員の質問検査権)の規定による質問又は検査をする場合には、その身分を示す証明書を必ず携帯し、提示の請求があつたときは、これを提示しなければならないと定められています。 (法人税法157条、相続税法60条)
 

5月282008

では、税務調査の流れにおいても非常に重要な事前の心構えのお話をさせていただきます。心構えが出来ているだけでも、ある程度の税務調査の準備はバッチリです。
●電話で税務署より税務調査電話による連絡をうけた場合には何よりもまずは落ち着いてください。
●電話で連絡を受けた場合には、その場で即答はしないほうがいいでしょう、税理士の立ち会いを望みますので、税理士の都合を聞いて折り返し連絡を入れますと回答します。
●調査担当者の所属部門を正確に聞いておきます
●調査の対象期間を必ず聞く
これは書類を用意するためには必要です。何年分の調査をするのかあらかじめしかりと聞いておくことが大切です。
●必要書類等準備は事前に行っておきましょう
心の税務調査の準備をお忘れなく

5月192008

調査日時が知らされているときの心得と準備
税務調査の任意調査日の決定は?
この場合は先方からいついつに伺いたいと連絡が入ります。これは受ける側の都合を考慮と、準備の時間を与えて、スムーズに実行できるようにと税務署側の考えです。
税務調査の予定日
連絡を受けた日時、曜日には、できるだけ応じるように努めましょう。でもすでに以前から大変重要な約束や大切な打合せとか、出張の予定が組まれている場合には、その旨を具体的に説明し調査日を変更してもらいましょう。
でも、ささいな理由での引き延ばしや、無理な変更と見られますと後日の調査でよくない先入観を持たれたりすることもありますので、安易には変更しないほうがよいでしょう。
担当の税理士への連絡
税務調査の法人の場合には担当の税理士にもその旨を通知することになってい ますが、税理士さんには何をさておいてもすぐに連絡をしておいてください。調査に来る税務署の担当官の氏名と、日時を知らせ、調査当日に立会いを依頼して立ち会ってもらいましょう、先方にも予定もあることですから、早めに連絡とっておきます。
なお、税理士さんとはあらかじめ打合せておくことも必要でしょう。処理の考え方や説明の仕方についてアドバイスを受けておきますと税務調査の流れもスムーズにいきます。