6月072010
『パナソニックが1億5千万円所得隠し』だけど・・・
Posted サンドマン in 税務調査の流れ・修正申告
先日、パナソニックの所得隠しのニュースがありましたね。報道をご紹介しましょう。
『パナソニックが1億5千万円所得隠し』
(YOMIURI ONLINE|2010年6月1日配信より引用)
パナソニック(大阪府門真市)が大阪国税局の税務調査を受け、2008年3月期までの数年間に、計約1億5000万円の所得隠しを指摘されていたことがわかった。
重加算税を含めた追徴税額(更正処分)は約6000万円で、同社はすでに納付している。
-----(以下省略)-----
税務調査で発覚したということですが、2008年3月期までの数年間で1億5千万円ということですから、年間では数千万円ということですね。まぁ、決して小さな金額とは言えませんが、パナソニックの売上げから考えるとどうでしょうか?
5月に発表されたパナソニックの2010年3月期連結決算によると、グループ全体の売上高は7兆4千億円余り(!)だということです。今年は黒字決算だったようですが、それまでは数千億円規模の赤字だったんですね。この売上規模からすると今回の税務調査で発覚した所得隠しは、パナソニックの税務処理がきちんと行われていることを証明しているとも言えますね。
税務調査では決算書類を数年間に渡ってしっかりと調査しているはずですから、その調査で売上高のコンマ数%のミスしか指摘を受けなかったわけです。やはり、ワールドワイドで商売をしている大企業ですから、経理部門もかなり優秀だということですよね。