税務調査の流れ;各勘定科目の注意点(3)
Posted サンドマン in 税務調査の流れ・心構え, 心構え
税務調査を受ける場合の流れと各勘定科目のチェックポイントについて詳しく見ていくシリーズの3回目です。勘定科目の具体的な注意点を知ることで、税務調査の流れを理解していきましょう。今回は「売上と仕入」、「交際費」、「その他の経費」の勘定科目について確認していきます。
<勘定科目ごとのチェックポイント>
税務調査は、取引内容を確認したうえで、申告内容の妥当性を調査するのが目的です。各勘定科目ごとに、税務調査時に問題となりやすい点を掲げて、日常業務のうえで適正に処理をしておくポイントを確認していきましょう。
<勘定科目>
「売上」・「仕入」・・・引渡日、業績の推移
一般的に商品などの棚卸資産を販売した場合の「売上」の計上は、その商品などを相手方に引き渡した日が属する事業年度となります。したがって「引渡日」が客観的に説明できるように、納品書などの書類や引き渡し日の確認できる書類を整理しておくことが大切です。また自社の過去数年の業績の推移を把握・確認しておくことも、スムーズな税務調査の流れを促すことに繋がるでしょう。
「交際費」・・・隣接費用との区分、支出先等の明示
税務上「交際費」となるのか、「隣接費用」となるのか判断した資料を整理・保存しておくことが税務調査の流れをスムーズにするポイントになります。また、支出先等を明確に帳簿書類に記載しておくことも税務調査の流れには重要になります。
「その他の経費」・・・業績の推移、特別項目、異常項目
前年度あるいは直近2~3年の数値に比較して、大きく増加又は減少している経費科目等については税務当局も注目します。大きく変動した理由を把握・確認しておくことも税務調査の流れにとって重要です。
次回はこれまで紹介した以外の勘定科目についてポイントをご紹介していきます。